ビジネス言語力

「ことば」に悩む社会人のために作られた添削講座を紹介します

2025-04-01から1ヶ月間の記事一覧

AI時代にこそ必要な「人の言葉」――ChatGPTでは伝わらないもの

AI時代にこそ必要な「人の言葉」—―ChatGPTでは伝わらないもの

言葉一つで、チームは壊れる。心理的安全性を生むリモートコミュニケーション術

― ある日、プロジェクトが完全に行き詰まった。 Tさんは経験豊富な中堅マネージャーで、新卒3年目の若手社員から届いたチャットメッセージを見て、内心冷静さを失いかけていました。 3年前のTさんなら即座にこう返信したでしょう。 「遅れるって何事だ!締め…

タイムスリップ職場あるある:会議編

社会人も〇十年を迎えてくると、「自分の新入社員時代は当たり前だったが、今ではあまり見なくなったなぁ…」なんてことが多々あります。テレビでも世代ごとの感覚の違いを楽しむ番組を見て、古い方の世代に共感したり。 でも、やりとりや景色は変わっても、…

ビジネスにおける「阿吽の呼吸」が信頼を生む──言葉にできない力を言語化するために

「阿吽の呼吸」という言葉を耳にしたことはありますか? 言葉に出さずとも、お互いの意図を理解し、スムーズに物事を進める様を表すこの言葉は、ビジネスを円滑に進める上で非常に重要な概念です。 「阿吽の呼吸」の由来 「阿吽の呼吸」の「阿吽」とは、仏教…

コンセプトを明確に、正しく伝える! ──万博をきっかけに感じること

2025年4月13日(日)から、大阪で開催されている万博。連日ニュースで耳にしますね。 2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)は、「いのち輝く未来社会のデザイン」をテーマに、様々な企業や団体が未来へのビジョンを提示しています。そして、各企業や団体は…

その説明、相手に届いてますか? ビジネスで差がつく伝え方の基本

「同じことを話したのに、伝わらない——」たとえば、新しい業務ツールの説明。社内の同僚にはすんなり伝わったのに、お客様には首をかしげられてしまった。そんな経験、ありませんか? 実は——多くの場合、伝え方を変えるだけで、伝わりやすくなるものです。ポ…

挨拶は、最小にして最強のコミュニケーション

「おはようございます」。 ただの朝の挨拶だと思われがちですが、この一言が持つ力を、あなどってはいけません。挨拶は、最小にして最強のコミュニケーションです。

新入社員あるある!敬語の使いすぎで逆に失礼に

こんなやり取りはありませんか?新入社員「申し訳ございませんが、ご確認を賜りたく、お願い申し上げます。」先輩社員(心の中)…えっと、つまり、確認してほしいってことですよね?(汗) 新入社員「いつもお世話になっております。大変恐縮ではございます…

「拝見させていただきました」はOK?新入社員が注意したい敬語の使い方

春の訪れとともに新入社員が職場に加わると、職場に新鮮な空気が流れます。その一方で、彼らが最初に直面する壁の一つが「敬語を使った文章表現」です。 これまでも部活動などで目上の人と接する経験はあるものの、「文章として敬語を使う」経験は圧倒的に不…

企業の顔を輝かせ、信頼を築くPR:他者との対話の難しさと魅力

企業にとってPR(パブリックリレーションズ)は、単なる宣伝活動ではありません。それは、社会との良好な関係を築き、企業の価値を高めるための重要な活動です。まるで、企業という「人」が、社会という大きなコミュニティの中で、どのように見られ、どのよ…

それ、誰に向けた何のための文章ですか?

ビジネスの現場では、メールや報告書、企画書など、文章で伝える場面が多くあります。しかし、若手社員の文章を読み、「もう少し分かりやすく書いてくれると、手間が省けるのにな…」と思う場面も多いのではないでしょうか。 こうした課題の根本には、相手意…

「結局何が言いたいの?」と言われない説明術

「では、今回のプロジェクトの進捗について報告します。」 週例会議で、田中が説明を始めました。 「先週はA社との打ち合わせがありまして、その中で新しい提案がありました。それから、B社の動向を確認したところ……加えて、過去の事例を調べた結果……」 上司…

効果的なコミュニケーションで企業利益が向上!

企業の成長を支えるのは、優れた商品や革新的なサービスだけではありません。社内外でのコミュニケーションの質が、実は企業利益に直結していることをご存知でしょうか。